こっこさんと私~ドイツ編~

ドイツ(フライブルク)に留学中のヴァイオリン専攻のトミモリンが気が向いたときに綴っていきます。

最近

こんにちは!またまたお久しぶりです。ぽかぽかと暖かくなってきて、フライブルクはもうすっかり春ですが皆様いかがお過ごしですか?

学校は2月末に休みに突入。故郷に帰る子が多くて、おかげさまでフライブルクに残っている学生にとっては学校で練習したい放題\(^o^)/



春休みに入ってから、私はとっっっても充実した毎日を過ごしています♪


2月末から3月始めにかけての二週間はマスターコースに通いました。久しぶりの友達や後輩と色んな話をしたり、レッスンを受けたり聴講したり、いっぱり練習して悩んだり。自分の音楽と向き合って、気づかなかったことや私の課題など先生の指摘によって気づくことができて、しかも日々頑張ってる友達の姿を見て刺激を受け、音楽するのがもっと楽しくなりました♪




オケはここ一ヶ月でフランスのDijon, ドイツのハイデルベルクとマンハイムに行ってきました!春休みだから時間いっぱいある!ということでDijonの街を散策しました。

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お昼を買ったパン屋さんの写真。


ハイデルベルクでは鴨(?)の親子に遭遇。癒やされました♪
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友達にこれ鴨なの?!と言われたので自信ないのですが。たしかにこの種類は見たことないです!


ハイデルベルクに一泊した後、早朝に出発してミュンヘンまで行って、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のミュンヘン・フィルの演奏会に行ってきました!
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いやぁ、ミュンヘン都会だ。笑 音楽的にも室内楽的にもいい演奏で刺激を受けました。


そして、私の後のPraktikumを決めるオーディションが3月の中頃にありました。去年は5月の始めだったから今年は早め。私は受験者全員の演奏を聴いたのですが、とても興味深かったです。今は私はまだこれからも受ける側ですが、審査する側の気持ちが少しわかりました。立て続けに課題曲を聴くとどう聴こえるか、この人いいな!と思ってもらうにはどのくらいのレベルが必要かなど、私自身が感じたことでこれから対策できるのではないかということがいくつか。今回10人程度しか聴いてないけど、プロオケのオーディションは40人とか50人、多くて80人以上の時もあります。そりゃあ基準が高くなるし、よっぽといい演奏をしないと飽きますよね。笑



そしてドイツにも桜があるのです!暖かいドイツではもう桜は咲きました。フライブルクにいる日本人たち+ちょっとヨーロッパ人 と各自食べ物や飲み物を持ち寄って花見しました!

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…食べることに夢中で桜をほとんど見なかった…!



その他は友達の家で餃子&チヂミ&味噌汁を作ったり、家に招待して夕飯食べたりと、普段あまりそういうことはしない私ですが、とっても楽しい充実した時間が過ごせました(^^)

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餃子は皮から!!


留学してる子たちって、節約の知恵があって、お金をとても賢く使っている子が多いなと思います。確かに餃子の皮も、作るのよりも買うのって全然高いのよね。料理のレシピもよく知ってるし、外食するのはお金がかかるから友達と家で一緒に作って食べて。特にフライブルクは街自体が小さいからどこ行くにしても近い!

私も賢くお金を使える人になりたいな。


と、なんて充実した生活を送っていたのでしょう(笑)


あと一週間で学校が始まります。色々とそろそろやらなきゃいけないことも。。


最近オーケストラの中で弾けることの喜びがとっても大きいです。すごく楽しくて。他の楽器との絡みや音楽的刺激にどう反応するか。自分がどんだけ発散するか。オケってもちろん自分だけがやりたくても一緒にやる仲間がいないとできません。今私がそういう環境下にいることがありがたいです。しかも同僚はみんな人間的に魅力的だし優しいし、音楽的にも尊敬する人がいっぱいいるし。音楽的に尊敬する人は、オケだけじゃなくて音大にもいるのですが、彼らから受ける刺激って、本当に何にも代えられないくらい私にとって尊いもので、生きてて、音楽やっててよかったって思わせてくれる、改めて発見させてくれる貴重な宝物です。



フライブルクで学生でいられるのはあと半年を切りました。この半年間を、とても大事に後悔しないように噛み締めながら過ごしていきたいです。