演奏旅行
急にフライブルクが涼しく(寒く?)なりました。どうもトミモリンです!
演奏旅行に行ってきました!
といっても、
南西ドイツ放送交響楽団は、本拠地のフライブルクでやる演奏会よりほかの地でやる演奏会のほうが圧倒的に多いので、ほとんど毎回演奏旅行なのです笑。
前々回にブログを更新したすぐ後にフランスのリヨンとグルノーブルのほぼ中間にある、ラ・コート=サンタンドレ(La Côte-Saint-André)という、ベルリオーズが生まれた町に行ってきました!
ベルリオーズ音楽祭。これはGP(ゲネラル・プローベ(最終リハーサルの意))の直前の写真。今年南西ドイツ放送交響楽団は初めて招待されたらしいです^^
客席はこんな感じ!
外の景色
実は私これが初フランスなんです。ふふふ♪
私はこの日、ベルリオーズの歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」を演奏しました♪
そして、
一昨日、昨日、今日とスイスのルツェルンに行ってきました!なんとルツェルン音楽祭!
湖がとってもきれいです!!!そして色んな鳥がいた!白鳥のほかに鴨と鳩と海鳥がいるんです。
リハーサル風景。
2枚目の写真、ピアノ6台です!今回Georg Friedrich Haasの”limited approximations” für 6 Klavier und Orchester という曲をやったのですが(ちなみに南西ドイツ放送交響楽団のおはこの曲)、6台のピアノとオーケストラのための曲なのです!本来ピアノは1オクターヴを均一に12こに割った平均律で調律されていますが、なんとこの6台のピアノはそれぞれ調律が違って、全体的に1オクターヴ中に72種類の高さの音があるのです!この曲を、まだPraktikumをやる前にこのオーケストラの演奏会で聴いたことがあるのですが、独特の世界観に心を奪われました。CD売ってるかな?と思って今amazonで検索してみたのですが残念ながら発見できず。。。残念!(>_<)
ルツェルン音楽祭の一環として、ルツェルン音楽祭アカデミーも同時期に催されています。オーディションに合格した若者が、ブーレーズや「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」のメンバーから直接指導が受けられるアカデミー。レベルも高く、私はこのアカデミーの存在を先に知ったのですが、なんと、ブーレーズがコンサート前のGPにいらしていました!!
もうびっくりして、こんな機会はまたとない!と思い、思い切って話しかけたら握手をしてくれて、しかも一緒に写真もとってくださいました!ほんと感激(;_;)
団員さんに聞いたら、昔ブーレーズは南西ドイツ放送交響楽団をよく指揮していて、彼の曲の初演もよくやったそうです。ウィキペディアでも調べてみたらそう書いてありましたね笑。
ルツェルン音楽祭に招待されて弾けるなんて、ここのオケのPraktikumをやっていなかったらできなかったことなので本当に貴重な経験をさせていただいてるなと。世界初演という、生まれてほやほやの曲を私たちが初めて音にするという素晴らしい機会にも関われるので、もう本当に。
そういえば、駅でLindtのチョコを無料で配っていました。
おいしかった・・・!あまりにおいしかったから違う時間帯にもう一回行ってもらってしまった笑。ドイツに同じのがあれば買おうかなと思ってます!